妊婦さん、乳幼児、お年寄りとアロマ

妊婦さん、乳幼児、お年寄りとアロマ

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アロマは全ての人が同じように使えるわけではありません。
精油は正しく使えば危険はないのですが、高齢の方や、敏感な体質の方や、既往症をお持ちの方は、強く感じすぎることもあるので、万一不快感を感じるならば、ちょっとアロマテラピーからしばらく離れた方がよいでしょう。
これは、お年寄りでもなく、健康な方でも不快や異常を感じた時には同じことが言えます。
使用を中止するといっても、完全にやめるのではなく、例えば窓を開けて換気しながら芳香浴をしてみるとか、精油の量をごく少なく、通常の半分以下で試してみるなどして、ご自身に合った方法を見つけてみてください。

 

 

妊婦さんも、使用には注意する必要があります。
精油には通経作用を持つものが多くあります。
月経を促して、規則的にする作用ですので、妊娠中は全身のトリートメント(アロママッサージ)を受けたい場合、非常に注意が必要です。
3カ月を過ぎて、健康で経過が順調であるかどうかをよく確認してください。

 

一昔前は、妊婦さんは精油を使わないように!と言われていましたが、精油の影響で事故が起こったという話は聞いたことがありません。
最近ではマタニティアロマなどの、妊婦さん向けのマッサージを行う人が増えていますので、そういった専門家によく相談してみるといいでしょう。

 

お家で精油を楽しみたい場合は、体調を見ながら芳香浴法で試してみてください。肌に精油が直接触れる沐浴法は避けた方が良いです。また、ルームフレッシュナーでお部屋を爽やかにするのは、精神面にも衛生面にも良いと思います。
精油の選び方に不安がある方は、ネロリ精油かローズウッド精油なら安心です。

 

楽しいマタニティライフを過ごしてくださいね。

 

 

小さなお子さんへのアロマは・・・
乳幼児は抵抗力が弱く、大人に比べて精油の影響を受けやすいので、いろいろと注意が必要になります。
3歳未満の乳幼児には、芳香浴法だけを使用してください。
3歳以上のお子さんには、体重を大人と比較して量を調節してください。成人の1/10程度から始めて、多くても1/2までを限度としてください。
※くれぐれも、誤飲に注意してください!

 

 

万が一、誤飲した時は、大量の水で口をすすぎ、飲み込んでしまった場合は吐かせずに医師の診察を受けましょう。

 

海外産の精油の中には、飲んでもいいと言われるものもありますが、ここでは日本の雑貨店等で売られている精油について述べています。海外のもので、飲めるものであっても、飲用は自己責任を問われますので、よく検討してくださいね。

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